アラキドン酸と脳の関係

アラキドン酸とは？

アラキドン酸（ＡＲＡ）は、植物には殆ど含まれません。卵や肉、魚、海藻に含まれます。不飽和脂肪酸のひとつで、4つの二重結合を含む20個の炭素鎖からなるカルボン酸で、ω-6脂肪酸に分類されます。

アラキドン酸は、体の中で作り出すのが難しい必須脂肪酸ですが、日常の食事から摂取して補います。免疫力改善、記憶力向上、粘膜の強化に必要な成分で具体的には脳、皮膚、血液などからだ全体に存在する重要な成分です。

アラキドン酸（ＡＲＡ）は、新しく発見された未知の物質という訳ではなく豚や牛のレバー、鶏卵などに含まれていて、昔から食事として摂取してきた我々の体に必要な必須脂肪酸です。

花粉症にはヒスタミンと抗ヒスタミンというの関係が知られていますが、食物に含まれる油の種類と花粉症の関係についてお話します。